コロナ禍が始まり、3年目になりました。最近ではwithコロナといわれ、コロナと共存していく新しい日常が生まれてきています。
しかし、コロナ以前より神経質になったと感じる人は増え、コロナ鬱や不安症などの心の病気を発症する人が増加しています。またそれは日常生活にも影響を及ぼし、仕事でミスが増えたりイライラしてDV加害者になってしまったりと、社会的な問題にもなっているのです。
コロナストレスの原因は?
コロナストレスの原因は、人によってさまざまです。
外出時のマスク着用や外出自粛、テレワーク、いつどこでコロナに感染するかわからない恐怖などによってストレスが溜まっているのでしょう。
今まで当たり前にできていたことが突然制限され、それが3年も続いているのです。これらが当たり前になってきたとしても、小さなストレスが積み重なっている可能性は十分考えられます。
コロナストレス解消法
自分の気持ちを整理する
まず、ストレスに感じていることが何かを考え、書き出してみましょう。旅行ができない、実家に帰れない、人の目が気になるなど。その言葉をプラスに書き換えます。
例えば旅行ができない→自宅の周辺に行ったことがない場所や素敵なお店を見つけた、などです。不満や不安の見方が変わり、新しい発見に繋がります。
良質な睡眠
ストレス発散のため、夜中までゲームや動画を見ているなんて方はいませんか?実はそれ、逆にストレスを溜め込んでいる可能性大です。
もちろんゲームや動画など楽しいことに没頭することはよいですが、生活リズムを崩すことはNG。生活リズムが崩れると日中の集中力低下や疲労が溜まり、ストレスを感じやすくなります。
適度な運動
外出自粛で体を動かす機会が減り、体重が増加した人も多いでしょう。運動はダイエット目的のほかに、ストレス発散にも効果があります。
1日20分程度、少し汗ばむくらいの運動を続けると◎。ウォーキングやランニング、サイクリングやダンスなどの有酸素運動がよいとされています。ほかには、腹式呼吸でリラックス効果が得られるヨガもおすすめです。
健康的な食事
ストレス発散に、美味しい食事をとる人は多いのではないでしょうか?食事や食生活でストレスの原因を解消することはできませんが、ストレスに強くなる栄養素が存在するのです。
- カルシウム(小魚・大豆製品)
- マグネシウム(アーモンド・大豆・ひじき)
- たんぱく質(肉・魚・乳製品・大豆製品)
- ビタミン(緑黄色野菜・果物)
特にビタミンCは、ストレスによって大量に消費されるため、意識して取り入れましょう。
また、栄養バランスに気を付けることで免疫力は上がり、感染症に負けない体を作ることも可能です。
コロナ疲れを吹き飛ばそう
我慢強いとされる日本人ですが、自分の健康を害してまでストレスと戦う必要はありません。自分の気持ちとしっかりと向き合い、心身ともに健康な状態で毎日を過ごしてくださいね。
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